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11月坐禅会報告

坐禅会の様子

11月7日に開催しました坐禅会。今回は5名の方に参禅していただきました。

新型コロナウイルスもまた増加傾向にあるなか、コロナ対策用の特注パーテーションによりしっかりと安全面も考慮して開催しております。

さてさて、最近坐禅が様々なマスメディアによって紹介していただき、興味をもっていただく機会が増え、実際に坐禅会以外でも坐禅指導させていただく事が増えてまいりました。

坐禅を体験していただく動機(きっかけ)が増える事は非常に良い事です。ただ、一つ注意していただきたい事が、坐禅に何を求めるのか?ここがとても重要になってきます。

その目的や習得効果次第では、坐禅はまったく無意味になる場合もあります。そもそも意味や効果を求めた坐禅に何の功徳があるのか甚だ疑問です。

坐禅実践において起こる現象に(結果そうなっている)といえるのは、そもそも所業によって得られる結果や効果に囚われない(左右されない)ところにあります。

坐禅は本当に「からっぽ」です。からっぽの状態に何かを求める事は難しいでしょう。空気をつかむような話です。

何かを得る習い事ではなく、何も得ない、もしくは既に得ている気づきを知る事ができる、根本的な仏教実践です。

それでも、どんな目的でも坐禅を体験していただく事は本当に嬉しく思います。100人に一人でも仏教の本質的な坐禅実践に興味をもっていただく為にも、窓口を広くして、どなたでも坐禅を指導させていただきます。

どうぞ12月も坐禅会はありますので、お気軽にお越しください。

住職 永島 匡宏 合掌

では、坐禅はなぜするのか?それが

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