百日紅とお地蔵様

残暑でまだまだ暑い日が続きますが、青岸寺境内にある百日紅は見ごろを迎えています。
百日紅は「さるすべり」と読みますが、木の表面がつるつるしていてサルでも登れない事から猿もすべって登れない「猿すべり」と呼ばれています。
ただ、青岸寺の猿はよく登っているので「猿すべらず」ですが(笑)
さて、非常に長い間花を咲かせている事から百日紅と名がついている事からも、日本中に百日紅が植えられ、日本人に親しまれている樹木ですが、青岸寺の百日紅は樹齢約200年を超えるご長寿の部類に入ります。山門から見える百日紅は一枚の絵のように美しく映えます。


おや、百日紅の下に何かいますね?アップにしてみましょう。

可愛らしい花地蔵さんがいらっしゃいました。百日紅の下にある苔とイワヒバに囲まれて可愛らしく微笑んでいます。

つい最近までは書院にいらっしゃったのですが、百日紅の花に誘われて移動してきたようです。
百日紅が咲いている間は、ここで参拝者の方をお出迎えいたします。どうぞ宜しくお願いします。
住職 永島 匡宏 合掌
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