11月坐禅会報告と12月の坐禅会について

11月の坐禅会も終了いたしました。今回は17名の参禅者に参加いただきました。
多くの方に坐禅体験をしてもらえて大変うれしいのですが、青岸寺の坐禅定員は20名が限界なので、これからまだ増加するようでしたら考えないといけませんね。
さて、曹洞宗の坐禅指導は難しく、私のように未熟な者が指導する際に特に気をつけた言葉選びをしなければなりません。
なぜなら、坐禅は個々によって目的、効果、意味がまったく異なると、そのアプローチ方法も違います。参禅者それぞれがまったく違う性格、人生を歩んでいるとそれぞれに染み付いた思考や身体のクセがあるのでそこも考慮しなければなりません。
それらをふまえて、曹洞宗の坐禅布教をするのは高難易度になります。その結果「座ればオッケー」みないな曖昧な指導が主流になってしまいがちです。
私自身、修行時代や日々研鑽を重ねた体験談を伝える事しかできないのが現状です。
参禅者の方には青岸寺の坐禅会で坐禅がわかったつもりにならずに他の寺院などにも足を運んで坐禅をしていただく事をおススメいたします。
12月の坐禅会は17日㈯の午後4時になります。
初心者や未経験者大歓迎ですが、このブログをご覧になって参加下さる方には是非、事前の坐禅(曹洞宗)の知識をさらっと理解して来られるとより意義深い坐禅体験ができるかと思います。
曹洞宗の公式坐禅説明はYouTubeなどでも拝見できます。
また、本格的に勉強したい方は住職も勉強させていただいている「仏教のアレ」のYouTubeやブログを拝見すると分かりやすい仏教の世界観と禅の価値観が理解できると思います。
住職 永島 匡宏 合掌
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