2月坐禅会の報告

2月初旬にまた雪が降り、度重なる積雪でなかなか大変な年になりました。
静岡育ちの茶畑育ちの私ですから、初めて米原市で積雪を見た時は大人気なくはしゃいだものですが、すっかり米原市民になった今では積雪を見ると溜息がでます。
さて、今回の坐禅会では5名の方が参禅に起こしいただきました。今回はオミクロン株の広がりも鑑みて、事前に告知もせずに開催いたしました。
寒い本堂ストーブの音だけが響くなか、静かに坐禅をして、30分ほど座った後に、今回は試しに大悲真読を読経いたしました(普段は般若心経)。
坐禅は日常の「私」がそのまま立ち現れてきます。ですから、坐禅の良し悪しはある意味日常の在り方に左右されています。坐禅が目的ではなく、坐禅ができる日常を作る事がとても大切です。
坐禅に過去もなく未来もなく、「今」の瞬間瞬間を生きる仏行であります。
毎月坐禅会を開催しております。是非、青岸寺にて坐禅を体験していただければ幸に存じます。
住職 永島 匡宏 合掌
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