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腹籠り観音様

本尊 聖観世音菩薩坐像(県指定文化財) 

 


木造 ヒノキの寄木造り 像高79.7㎝ 南北朝時代の作

左手には未敷蓮華(みふれんげ)を握り、右手はこれを添えるようにかまえ、右足を外にして結跏趺坐の形をしている。このことから天台宗系の密教像として制作されていることがわかる。

南北朝時代(1331年~1392間)1367年8月18日に佐々木六角氏頼が、三条門弟讃岐法眼堯尊(円派仏師の系列に属し、同派の主流仏師、堯円の弟子筋にあたるとされる。)に聖観世音像を刻ませ、米泉寺本尊として安置した。また、氏頼は常に丈八寸程の聖観世音を念持し、戦に赴く際は、竿頭に納めて出陣した。そのご加護著しく、康暦2年(1380)絶海汝林禅師と思案し、その念持仏を本尊の胎中に安置する。ここに世に有名な「御腹籠りの観音」にして「旗竿の観音」とも称し、当寺の秘宝仏となる。

※米泉寺由来による


上記の説明のように青岸寺の本尊様は世にも珍しい「腹籠り観音様」です。聖観世音菩薩のもつ慈愛と救済の心、胎中にいる観音菩薩の縁起の良さ、そして密教像としての「観音力」のご加護により、「安産祈願」「子宝成就」「必勝祈願」などの祈願に非常にご利益のある観音様です。他にも佐々木京極の宿願の地であるこの土地の利もあります。

また、本尊聖観世音菩薩様のお顔は、その時の自身の心境を写す鏡のようになっており、見る人によってお顔の仏相がかわって見えます。微笑んで見えるかたもいれば、少し怒っているように見える方もいます。しっかりとした眼で相対した人の心を見つめていらっしゃるのです。

皆様にはどのように拝見できますか。是非直接ご覧になって下さいね。

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