暑中見舞い申し上げます。
連日猛暑日が続いていますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。全国各地で熱中症の被害が多発しています。
拙僧は今年33歳になりましたが、昔から体力だけは自信がありました。しかし、今年の夏は初めて夏バテを経験しております。青岸寺は太尾山の麓ありますから、比較的に涼しいのですが、これだけ暑いと、どうしようもありません。多少の塩分、水分(ミネラル)を補給しながら、檀務に励んでいます。
この間、お檀家さんが「和尚さんの頭涼しそうでいいな」とおっしょいました。私は「実はとっても暑いんです」と答えました。お檀家さんは不思議な顔をされましたが、お坊さんの頭は夏は暑く、冬は寒いんです。頭に守るもの(髪)がないので日光が直接あたり、熱が頭にこもるらしく、しかも、頭が焼ける。ということで、日焼けクリームやタオル、帽子をして外にでております(笑)
熱中症は防げる事故です。皆様も今年の夏は本当に暑いので、なるべく無理をなさらず、小まめに水分や休憩をしながら活動して下さりますようお願いいたします。特に、学校など、教育立場にある方や、会社や工場の上司の方など、十分配慮しながら指示をしていただけるよう、臨機応変の対応をして、悲劇を繰り返さないようお願いいたします。
子供たちは夏休みになります。家や近隣の大人がしっかりと目を配り、子供やお年寄りの方を守りましょう。
暑さに負けず、健康に今年の夏を乗り切りましょう。皆様もお身体をご自愛くださいますようお願い申し上げます。
住職 永島 匡宏 合掌
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