青岸寺庭園情報(皐月の花が咲きました)

枯山水の苔と山々の木々に良く映え皐月(写真奥)

毎年この時期になると皐月か咲きはじめます。普段の青岸寺は青々とした緑色が素晴らしいのですが、今だけは皐月が慎み深く、色鮮やかに庭園を彩ります。この時期しか見れない庭園風景ですので是非、ご覧になって下さい。色彩豊かな皐月を鑑賞できます。

 

 

 

 

 

坐布収納棚を作りました。

当寺は曹洞宗であり禅宗です。皆様にとって、あまり馴染みない「禅」の世界ですが、少しでも多くの方に触れていただき、興味を持っていただきたい!そんな思いから座禅を経験していただくべく、「座禅会」を開催したいと常々思案していました。

しかし、当寺には肝心な坐布もなければ、坐布を収納する場所すらありません・・・。

そこで、ないならば自身で作ろう!と、思い立ち、坐布の収納棚を手作りすることに。近年流行りのDIYに初挑戦です!

ホームセンターで木材を購入

なんとなく参考画像を見ながら設計図を大雑把に作り、作業を開始しました。持ち前の不器用さと木材の特性を知らず、考えなしに作業を進めたため、悪戦苦闘したものの、なんとか形に?なりました。不出来ですが・・・ま、とりあえず使えたら良いでしょう。

という事でとりあえず完成です。

後は坐布を揃えば、坐禅ができます。坐布を準備できましたらご報告いたします。

青岸寺ではこれから積極的に座禅を取り入れていこうと思っております。ご希望があれば拝観のついででもよろしいですし、連絡をいただき、予定があえば座禅を指導させていただきます。どうぞお気軽にご連絡ください。

青岸寺住職 永島 匡宏 合掌

5月~6月の青岸寺庭園は渋いんです

山寺の拝観はやはり秋の紅葉シーズンが一番人気があります。

確かに当寺も秋には色鮮やかな紅葉が楽しめます。しかし実のところ、この青岸寺庭園が最も美しく鑑賞できるのは5月から6月にかけてです。

普段、白砂の代わりに苔で水の流れを表している枯山水庭園ですが、5月~6月になると降水量が増え、苔は一層青々とし、より美しく鑑賞できます。そして何より、この時期の一番のおすすめは、枯山水の庭が「池泉庭園」に姿を変える事です。

梅雨時期など、ある一定以上の雨量がつくと、山の水が流れ出て、庭園全体に染みわたります。そして伏流水となって、蓬莱島の周りに澄み切った池が出現するのです。全国的にも珍しい二面性のある造りで、この庭の最大の魅力と言っても過言ではありません。

雨音に耳を傾けながら、禅寺で心静かに観る庭園風景…本当に渋い。またホームページでもお知らせいたしますが、ご覧になられたい方は断続的に雨が降った後など、是非お問い合わせ下さい。

     通常の枯山水庭園の風景

     池泉庭園になった風景

書院修復の志納金のご喜捨をして下さった皆様へ

平成25年~平成30年にかけての青岸寺庭園及び書院保存修復事業が無事完了することができました。これも多くの方々のご協力とご支援の賜物であります。

今回の事業は、財源の乏しい当寺にとっては大変難しいものでした。そこで平成25年から、「青岸寺庭園志納金(改修工事に関する喜捨・志納金)」を募ったところ、平成30年までに515.000円もの志納金が集まりました。この志納金は全額書院保存修復金に使わせていただきました。50人以上の方々からのご喜捨をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。この志納金がしっかりといかされるよう、修復された書院を大切に、また後世へと受け継がれるよう精進して参ります。そして、より多くの方にご利用していただくよう、書院を活用した様々な活動も行っていく所存です。その折には、是非青岸寺に足を運んで頂ければ幸いです。

青岸寺住職 永島 匡宏 合掌

米原市の伊吹山テレビ放送に出演しました。

先日、米原市の行政放送「伊吹山テレビ」で、青岸寺庭園・書院修復を特集で取り上げていただき、住職の私自身も出演させていただきました。私が住職になって初めてのテレビ出演ということで、緊張のあまりガチガチで頭も真っ白になりましたが・・・いい体験をさせてもらいました。既に5月4日~5月10日からの放送は終了していますが、7月頃にまたYouTube(ユーチューブ)にも配信され視聴できますので、是非ご覧ください。

今回の放送には、いつもお世話になっている米原市教育委員会の高橋順之さんと京都伝統建築技術協会の浜野豪さん(設計士)が一緒に出演していただき、丁寧に青岸寺の歴史、書院工事の詳細を説明して下さいました。下の写真は撮影時に撮った写真です。工事を施工して下さった西澤工務店の西澤重剛さんもご一緒に。今回の事業で一番お世話になったお三方です。本当に感謝しきりです。有難うございました。

左から高橋さん・西澤さん・住職・浜野さん

ホームページを見て下さった方もテレビを見てくれた方も是非、修復した書院をご覧下さい!お待ちしております。

住職 永島 匡宏 合掌

青岸寺書院保存修復事業が無事完了しました。

遅ればせながらご報告させて頂きます。

平成28・29年度と2ヶ年に渡った書院保存修復事業ですが、全工事日程を終え、3月9日に引き渡しが完了いたしました。明治37年に永平寺64世森田悟由禅師の安居所として建てられて以来、手つかずの状態で老朽化が進み、建物にゆがみが生じていましたが、見事に建てられた当初の姿に蘇りました。これも工事にあたって設計を担当して下さった京都伝統建築技術協会の浜野様、工事を施工して下さいました西澤工務店の西澤様のお力の賜物です。他にも今事業に関わって下さいました米原氏職員高橋様をはじめ業者関係者様、関係各所の機関、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。また、檀信徒はじめ、墓檀家の皆様、書院修復費用の喜捨をして下さった皆々様にも改めて御礼申し上げます。

         

明治38年に揚げられた「六湛庵」の扁額と修復された書院の外観

  

工事中に発掘され再現された便所とお風呂

書院の中から見た景色

 現在は、修復された便所や風呂場なども自由に拝観ができるようになっています。これから六湛庵を有効活用すべく、様々な活動も展開していきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。また、この修復を期に、青岸寺や書院を多種多様な目的で場の提供させていただく予定です。座禅、写経の会をはじめ、茶道・華道・香道・書道など幅広い活動の場に活用していただければ幸いです。詳しくは、ご相談下さいませ。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

青岸寺書院「六湛庵」修復工事について

遅れ馳せながら、ご連絡とご報告をさせていただきます。

以前からホームページでもお伝えしていました青岸寺庭園修復工事ですが、園内の整備・修復はひとまず完了し、現在新たに書院の修復工事が着工されております。

工事内容は、建物を解体し、調査を並行して進めながら、建てられた当初の姿に復興するという大変な作業となりますので、2年という歳月をかけ慎重に行われます。

拝観いただくお客様には、ご迷惑おかけして申し訳ありませんが、工事期間中の書院への立ち入りはご遠慮いただいております。工事期間は平成28年度5月~30年度3月までの予定です。何卒、ご理解・ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、現在の書院工事の様子と、調査結果のご報告です。

現在の書院の様子です。

外された六湛庵の額や屋根に使われていた瓦など。

建物内で発見された、昔のお手洗いとお風呂の跡。こちらも合わせて修復予定です。

また、作業が進み次第、こちらでもご報告させていただきます。まずはご連絡まで。

中秋の候。

日に日に深まりゆく秋。

園内も、ツワブキの花が咲き、万両が実を付け、すっかり秋の衣替え。

今年は、例年に比べ、冷え込みが厳しいように感じますので、美しい紅葉が見られるかもしれませんね。

精進料理も、秋の食材をふんだんに使った内容に。

秋のお出かけの際、是非お立ち寄りいただければ幸いです。

久方の池泉庭園と夏の精進料理。

昨日の雨で、久方ぶりに池泉庭園が姿を現しました。

晴れ間続きで茶色くなってしまっていたイワヒバも、瞬く間に青々と蘇り、生命力に満ち溢れています。

また、7月を迎え、精進料理も夏のメニューへと移行しておりますので、合わせてご案内させていただきます。

新緑の美しい庭園とともに、夏の味覚を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

 

春。

早いもので、もうすぐ四月を迎えようとしています。

窓からは暖かな春の日差しがさんさんと射し込み、心地よい春の訪れを感じます。

当寺でも、昨日の20日に春の彼岸会の法要を務めさせて頂き、この行事が終わるといよいよ春本番といった心地です。

そして、庭園も春を迎える準備が。

先だって、雪吊り外しの作業をして頂きました。ひと冬雪の重みに耐え、木々を守ってくれた縄たちも、外された瞬間重責を果たしほっとしたよう。地面の落ちていく縄を見たらありがとうと感謝せずにはいられない気持ちでた。